カテゴリ:オーダー三線



八重山ゆし木オーダー再開
三線製作 · 17日 1月 2022
思い起こせば2年前、新型コロナウィルスが感染の広がりをみせ、これは観光への大打撃と思い、旅行に出かけられない方々のために2020年GW辺りより始めた「コロナに負けるな!」セール、最初は八重山ゆし木を中心にセールを開催し、2回目以降は八重山黒木の三線を主としてトータル7回にわたって開催してきたセールでしたが、現状商品に出来る状態の八重山黒木が底をついたため、今回の第七弾を持ちましてラストとさせていただきました。  しかし、昨年ラストセールを打ち出した頃は本当に新型コロナに終わりが見えたかに思え、セールラストにふさわしい状況だな、と思っておりましたが、たかだか一か月程で状況が一変してしまった事は、観光で成り立っている沖縄にとってまたも被る痛手は大きいものとなってしまいました。

三線製作 · 01日 8月 2020
只今コロナセールを行っている中で、諸事情で写真がアップ出来ない状態が続いております。 ですが、まだまだ新型コロナが落ち着かない現状なので、製品アップは出来ませんが、 オーダーのあった黒ゆし木の原木の写真を紹介したいと思います。

三線製作 · 12日 11月 2019
工房に来られるお客様でたまに『初心者用の三線はありませんか?』と言われる方がいらっしゃいます。 初心者用の三線? そんなカテゴリーの三線がそもそも存在するのでしょうか? あるとすれば、多分売る側が、初めたて、初めようと思っている方に、 『万が一弾かなくなっても痛手の少ないように』『とっつきやすいように』との思いで『お手軽価格の三線』に『初心者用』と名付けて売ってる、 そういう事ではないのでしょうか。

三線製作 · 05日 9月 2019
三線には伝統的な7つの型があります。そこからまだ色んな型が派生していくのですが、基本は7つの型です。 その中でも一番ポピュラーなのは『真壁型』でしょうか。 でも最近何故か、その型のなかでも珍しい型(になるのか?) 『久場春殿型』と『久場の骨型』の問い合わせが多いのです。 三線というものが広く皆様に知っていただけるようになって、興味を持たれる方がより増えたからでしょうか? 折角なので、これを機にその問い合わせの多い『久場春殿型』と『久場の骨型』とは一体どんな型なのか。 写真を載せて説明いたします。

三線製作 · 20日 7月 2019
三線の棹に使われる八重山黒木。その芯の黒い部分が多ければ多いほど希少価値が高く高価になります。 何故なら、それだけ太い芯を持つ原木は本当にもう手に入らないからです。 と、一般的に考えられていますし、実際黒い部分の多い三線は高価です。 ここで、俗に言われる『芯』について、思い違いをされている方が多いので、記事にしようと思います。

三線製作 · 04日 12月 2018
また、削り直してほしいとの依頼で三線が持ち込まれました。 持ち込まれた段階の写真はないのですが、乳袋の下、棹の太さが3cm近くあったそうで、 弾くのも大変だったようです。 これは何十年も前にいわゆる給料三か月分くらいの金額を払って買った八重山黒木の三線だそうです。 芯の黒い部分とシラタの模様が面白い三線の棹。

三線製作 · 27日 11月 2018
ゆし木です。色を見ると濃茶なのがわかります。 これだけ濃いと本当に密度が高くそして、とても重いです。この密度の高さが音が響く要因です。八重山黒木の芯も本当に密度が高く堅いのですが、その堅さゆえ、ヒビが入りやすく、場合によっては音にとても影響を与えるほどのダメージを受けます。 八重山黒木、この島材を知らない方はいないはずです。一番の人気ものですよね。その黒木がを最近入手致しました。

日記 · 07日 11月 2018
とある出来事がきっかけで、那覇にお住まいの星様と出会いました。 その方は実は星克先生の息子様にあたる方だったのです。 もし、『星克』という名前を知らなくても、これを知ればびっくりするはずです。 八重山が好きな方なら必ず一度は聞いている曲『新安里屋ユンタ』を作詞された方なのです。 ちなみに『新安里屋ユンタ』は沖縄民謡の『安里屋ユンタ』が原曲の サー、ユイユイ、そうそう、あの曲です。 この度、『Jimdo Best Pages 2018』にて、800を超えるサイト応募の中、他薦にて 当工房のこのサイトが一次予選を通過した10サイトに選ばれました! 八重山の雰囲気を大切に、という気持ちのこもった top画像、特に、いつよの模様は八重山ならでは、 との意見もいただきました。

日記 · 28日 10月 2018
昨日10月27日 土曜日は八重山毎日新聞主催の 『八重山古典民謡コンクルール 発表会』があり偶然チケットを2枚入手でき、店主と二人で行ってきました。これはある事情で是非行きたかったので、とてもありがたかったっ!その事情とは・・・沖縄県三線製作事業協同組合が、こ の日に展示等行う予定になっていまして。是非是非見てみたかったのです。 ですがこれは会場中で行われるイベント。本当にラッキーでした。 そして当日、会場の中では

三線製作 · 22日 10月 2018
八重山(やいま)三線工房オリジナル、カンムリ鷲の爪をイメージした三線用爪形は案外早く出来るのですが、磨くのが一苦労なんです。 そんな爪のオーダーが入ったので早速形をつくり、磨きに入ります。右は少し磨き始めたところ。左がちょっと先に進んだ状態。 と言っても左の方がガサガサしてますよね。 側面の深い傷を削っているのです。側面、透明だけれど、傷があるのがわかると思います。 折角面が透明なのにこの傷があってはダメなのです。 右は目の細かいサンドペーパーでやすった状態です。

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