ブログカテゴリ:ゆし木



三線製作 · 12日 11月 2019
工房に来られるお客様でたまに『初心者用の三線はありませんか?』と言われる方がいらっしゃいます。 初心者用の三線? そんなカテゴリーの三線がそもそも存在するのでしょうか? あるとすれば、多分売る側が、初めたて、初めようと思っている方に、 『万が一弾かなくなっても痛手の少ないように』『とっつきやすいように』との思いで『お手軽価格の三線』に『初心者用』と名付けて売ってる、 そういう事ではないのでしょうか。

三線製作 · 05日 9月 2019
三線には伝統的な7つの型があります。そこからまだ色んな型が派生していくのですが、基本は7つの型です。 その中でも一番ポピュラーなのは『真壁型』でしょうか。 でも最近何故か、その型のなかでも珍しい型(になるのか?) 『久場春殿型』と『久場の骨型』の問い合わせが多いのです。 三線というものが広く皆様に知っていただけるようになって、興味を持たれる方がより増えたからでしょうか? 折角なので、これを機にその問い合わせの多い『久場春殿型』と『久場の骨型』とは一体どんな型なのか。 写真を載せて説明いたします。

三線製作 · 13日 1月 2019
以前ブログで紹介しました、アートホテル石垣島での三線の展示、一月末までとの事だったので、見に行ってきました。いい感じで飾られています。 左下には八重山三線工房から提供した展示用の三線。 右上、壁にかかっている原木は製作工程ごとに並べたもの。 こんな風に出来上がっていくんだと感じてもらえたらよかったのですが。 さて、このアートホテル石垣島に展示しましたうちの一つ、『八重山黒木、南風原型』を新春出店記念として展示品特価で販売することにいたしましました。 展示前ネットショップに載せていたのですが、三か月間アートホテル石垣島に展示しましたので、展示品として特価販売いたします。

三線製作 · 10日 12月 2018
とあるところから今週末取材の依頼を受けました。 その内容につきましては、撮影が終わったらご紹介しますね(^^) なので、散らかり放題の工房を少し整理。そして取材に使えるように棹を何丁か用意しました。 基本7通りの型があると言われている三線の棹ですが、この『久場春殿型』はその中でも一番太い棹になります。 この角度ではまだ特徴がわかりにくいですかね。天の反りが少ないのと、鳩胸まで緩やかに太くなっていきます。 鳩胸といった丸味はありません。逆に基本7通りの型があると言われている三線の棹の中で、最も細いとされているのがこちら『久場の骨型』です。

三線製作 · 27日 11月 2018
ゆし木です。色を見ると濃茶なのがわかります。 これだけ濃いと本当に密度が高くそして、とても重いです。この密度の高さが音が響く要因です。八重山黒木の芯も本当に密度が高く堅いのですが、その堅さゆえ、ヒビが入りやすく、場合によっては音にとても影響を与えるほどのダメージを受けます。 八重山黒木、この島材を知らない方はいないはずです。一番の人気ものですよね。その黒木がを最近入手致しました。

日記 · 31日 10月 2018
石垣島にあります『アートホテル石垣島』(旧 ホテル日航八重山)でのイベント「ARTBOOK」シリーズ。11月~1月は、石垣島の手仕事。に八重山三線工房が参加させていただく事になりました。 展示は11月3日から三か月。アートホテル石垣島の一階に展示スペースがあります。 詳しくは、アートホテル石垣島のホームページから同時に色々な体験も企画されているようです。

日記 · 28日 10月 2018
昨日10月27日 土曜日は八重山毎日新聞主催の 『八重山古典民謡コンクルール 発表会』があり偶然チケットを2枚入手でき、店主と二人で行ってきました。これはある事情で是非行きたかったので、とてもありがたかったっ!その事情とは・・・沖縄県三線製作事業協同組合が、こ の日に展示等行う予定になっていまして。是非是非見てみたかったのです。 ですがこれは会場中で行われるイベント。本当にラッキーでした。 そして当日、会場の中では

日記 · 08日 10月 2018
昨日10月7日は第41回目の八重山古典音楽コンクールが開催されました。八重山古典は三線の腕もさることながら、その歌い方が難しいのです。八重山地方の方言での発音、発声、舌の使い方や口の開き方等で歌が変わってきます。 『歌三線』と言われるように、歌が大切なのです。 昨日10月7日は第41回目の八重山古典音楽コンクールが開催されました。八重山古典は三線の腕もさることながら、その歌い方が難しいのです。八重山地方の方言での発音、発声、舌の使い方や口の開き方等で歌が変わってきます。 『歌三線』と言われるように、歌が大切なのです。そんな発音の難しい八重山古典音楽コンクールに最近は内地の方の受験が増えているようです。内地の方にとっては八重山古典の歌はハードルが高いでしょうね。 そんな歌三線のコンクールの新人賞に当工房でゆし木の三線をオーダーされたお客様が二人挑戦いたしました。T様が当工房を初めて訪れたのは二年前の年末でした。 なんでも、八重山古典音楽を始めたとの事で、八重山古典をやるからには、絶対三線は八重山黒檀!と心に誓って本場石垣島へ三線を買いに来た!と言っていました。

三線製作 · 18日 9月 2018
ゆし木は昔は黒木の他に三線の棹として使われていたメインの島材です。 特に八重山のゆし木は南方系が元とされ、その流れでとても堅い、身の締まった木となっているのが特徴です。 芯の色が黒に近い濃茶なものはその色から『黒ゆし木』と呼ばれていて、身の締まりは格別で、切断面はガラスの様につやつやしています。シラタ部分はほぼ虫食いでやられていますが、芯の部分は全く虫食いがありません。 虫が入りきれない程堅いという事です。 この黒ゆし木は三線の棹に使う貴重な島材です。 よく見てみると欠損部などあります。 これは古民家に使われていた木材なのです。ゆし木は堅く丈夫なので、高級な住宅用木材として扱われていました。そして、昔は古民家を解体するときに三線に使用して欲しいとの願いも込められていたといいます。